こんにちは。
フィリピン・セブ島で働いている321です。
最近、読者の方からフィリピンでの給与についての質問をチラホラいただきます。(いつも読んでいただきありがとうございます。)
そこで今回はフィリピン・セブ島で働く私の給与事情についてリアルな情報を赤裸々に語ります。
※あくまでも私個人の場合です。
あなたに伝えたい事
フィリピンでの給料は14万円
フィリピンは物価が日本と比べてざっくり1/2なので14万でも余裕で生活できます。フィリピン人の平均月収が10,000ペソ(20,000円)なので、いかに14万円が生活に十分な金額か分かると思います。
日本とフィリピンの物価比較
日本 | フィリピン | |
ペットボトルの水(500ml) | 100円 | 30円 |
ダブルチーズバーガーセット (Mセット) |
630円 | 300円 |
マールボロ(赤) | 510円 | 200円 |
タクシー(初乗り) | 730円 | 80円 |
※KTVは日本でいうキャバクラのような場所です。
福利厚生はそこそこ充実している
自分は会社の寮に住んでいるので寮費を月に13,000ペソ(約26,000円)払っていますが、この金額に光熱費・ネット代・掃除・洗濯・平日の朝食と夕食が含まれています。
それ以外にも
就労許可証・ビザ取得費用
フィリピンの社会保険
クリスマス手当(ボーナス)
有給休暇(年10日)
を会社で負担してくれています。
※同じくセブ島で働いている私の知り合いは会社による保険の負担がないそうです。会社によって対応が違うので、就職する場合は要注意です。
フィリピンペソで給与を受け取ると税金が発生します
日本同様、フィリピンにも所得税なるがありますので、フィリピンペソで給与を受け取る場合は金額に応じて所得税が発生します。
しかし、自分は日本にある会社から給与が日本円で振り込まれる仕組みになっていますので、フィリピンの所得税が発生しません。
フィリピンの所得税(2019年8月現在)
年収(ペソ) | 所得税 |
0~250,000 | 0% |
250,000~400,000 | (課税所得 – 250,000)x 20% |
400,000~800,000 | 30,000 +(課税所得 – 400,000)x 25% |
800,000~2,000,000 | 130,000 +(課税所得 – 800,000)x 30% |
2,000,000~8,000,000 | 490,000 +(課税所得 – 2,000,000)x 32% |
8,000,000~ | 2,410,000 +(課税所得 – 8,000,000)x 35% |
でも、日本円で受け取ってるってことは日本で所得税を納めないとダメなのでは?
それも必要ないんだな(ドヤ)
ポイントは「居住者」と「非居住者」です。
1年に満たない期間(予定)の海外勤務は、「居住者」となり、1年以上の期間の予定で海外に転勤する場合は、「非居住者」となります。
「非居住者」なら日本国内で稼いだ場合のみ課税対象
「居住者」は原則として、日本国内はもちろん国外において稼いだ所得も課税対象とされます。それに対して「非居住者」は日本国内で稼いだ「国内源泉所得」のみが課税所得となります。
「非居住者」が受け取る給与は、たとえその給与が日本にある本社から支払われる場合であっても勤務地が外国であれば、日本国内で行う勤務には該当しないため原則として日本の所得税は課税されない仕組みとなっています。
海外転出届を出して日本の年金・住民税を回避
海外転出届についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
長期間海外に行かれる方で、節税したい!という方に海外転出届はオススメの制度です。
フィリピンで働くにはどうしたらいいの?
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中には英語力も特別なスキルも必要ない職種もありますので、新しい環境に挑戦したい人にとってフィリピンはオススメの国です。
英語力もスキルも何もないけど、フィリピンで働きたい!という方はこちらの記事がオススメです。