新型コロナウイルス

【セブ在住者がお届け】新型コロナウイルスにおけるセブ島閉鎖最新情報

こんにちはセブ島に在住している321です。

2020年3月12日にフィリピン大統領から発表されたマニラ封鎖による影響を受け、セブ島でも大規模な検疫が実施されるようになりました。

日本からセブ島は入国禁止なの?

セブ島から出られないって本当?


など情報が様々飛び交っております。

新型コロナウイルスによるセブ島の情報を知りたいけど「現状どうなってんの?」に向けて現地メディアや在フィリピン日本大使館の情報に加えて実際に現地で見た様子をお伝えします。

日本→セブの渡航は可能(2020年3月16日時点)

日本からセブへの渡航は可能です。ただし直行便のみです。マニラ、クラークなどフィリピン国内の地域を経由してセブ島には入れなくなっています。

セブ島から出国はできるのか?

セブ島からの出国に関してはマニラ経由以外、制限はありません。

※マニラは3月15日より1ヶ月間封鎖されていますので、マニラを経由した発着は全てキャンセルとなっています。

現在、セブ島にいる人は帰国することができますが、航空券がかなり高騰していますのでご予約はお早めに。

※追記:3月17日にセブパシフィック航空が全便運休を発表

 

セブパシフィック航空は3月19日〜4月14日まで全便の運休を発表しました。運航中止となった便を予約していた人には下記の対応がとられるそうです。

  1. 無料で航空券の再予約
    航空券を変更手数料および、差額金の支払い不要で再予約が可能となります。
  2. トラベル・ファンドへの引き換え

    お支払いいただいた金額と同等のトラベル・ファンドへ引き換えさせていただきます。トラベル・ファンドは、後日当社の航空券をご予約いただく際に、お支払いにご利用いただけるものです。トラベル・ファンドの利用期間はキャンセル後180日以内となり、12か月以内の航空券に使用することが可能です。

  3. 全額払い戻し
    ご希望のお客様には全額の払い戻しが可能です。払い戻し方法はお支払い方法に応じて異なります。現金でお支払いされた場合、指定のセブ・パシフィック航空チケット窓口で払い戻しの申請する必要がございます。クレジットカードの場合、ご利用のカード会社の締め日によって異なりますがキャンセルから約2ヶ月以内に返金される見込みとなります。詳しくはご利用のカード会社までお問い合わせください。

セブパシフィック航空公式HP

 

フィリピン航空も同様に3月21日〜4月14日までの日本路線欠航を発表しました。
返金などの対応については調査中なので、分かり次第加筆します。

 

結果として、日本→セブ・セブ→日本がNGとなり、日本からセブ島には入る&出ることが出来なくなりました。

※追記:3月18日:全ての航空会社がセブ発着便をキャンセル

 

追記:セブへ入る全ての外国からの渡航者に対して14日間の強制隔離(3月17日より)

 

 

3月17日からセブに入る全ての外国人(日本含む)に対する14日間の強制隔離を発表しました。国から指定された施設において,なんと自己負担で14日間検疫を課すとの発表…

これは事実上の入国制限と言っても過言ではありません。

いつまで?の明記がありませんが、おそらく集団検疫が終わる4月14日まで続くと思われます。

セブで3月16日から1ヶ月間、大規模な集団検疫を実施

 

セブ市長は3月16日〜4月14日までセブでかなり大規模な検疫を実施すると発表しました。

発表された内容

  1. セブ州への国内空路・海路による旅客の入域制限(物流は止めない)
  2. 語学学校を含む全ての学校を3/16〜3/28まで授業停止
  3. 午後8時〜午前5時まで夜間外出禁止
  4. スーパーやモール、レストランは営業時間を午後8時までに制限
    (薬局・医療機関は除く)
  5. 場合によっては道路も封鎖する
  6. 仕事や食料品の買い出し以外の外出は極力控えること
  7. ジプニーは定員の半分までしか乗せてはいけない

在フィリピン日本大使館からも下記のような発表がされています。

1 3月14日,ガルシア・セブ州知事は,セブ州における新型コロナウィルスの対策の措置を発表しました。その主要点を以下に記載いたしますが,詳細は末尾リンクの原文などセブ州の発表を確認願います。
(1)セブ州への国内空路による旅客の入域制限
 向こう30日間,国内線空港発の旅客について,セブへの入域を拒否される。
・直ちに実施:ドゥマゲッティ市発
 ・3月16日午前0時1分から実施:クラーク国際空港,レガスピ市,カガヤンデオロ市発
 ・3月17日午前0時1分から実施:全ての国内線空港発

(2)セブ州への海路による旅客の入域制限
 向こう30日間,国内港湾発の旅客について,セブへの入域を拒否される。(注:かかる規制は段階的に実施され,最終的には18日午前0時1分までの間に,国内全ての港湾発の旅客について制限される。)

(3)セブ州内の自治体において従うべきガイドライン
 ・午後10時から午前5時までの夜間外出を禁止。
 ・全てのレベルの公立及び私立学校を閉鎖。

2 その他の地方政府等においても、コミュニティ検疫措置等をとっているところがあります。

3 フィリピンに滞在中または渡航・滞在を予定されている方におかれましては,末尾のリンク先その他の信頼できる情報源からの最新の情報の入手に努めてください。フライト運行状況については,各航空会社等に確認してください。また、次の諸点にもご注意の上、冷静に対応してください。
(1)適切な手洗い,会話の際に距離を置くこと,咳エチケット等は特に心がけてください。
(2)万一,発熱や喉の痛み,咳等の症状がある場合には,あらかじめ医療機関に電話してから早めに受診するようにしてください。なお,フィリピン保健省は,保健省(DOH)ホットライン:(02)8-651-7800 内線1149,1150への電話も呼びかけています。
(3)特に,高齢者・基礎疾患を有する方が新型コロナウイルスに感染した場合,重症化するリスクが高いことを踏まえ,安全確保について検討してください。

めちゃくちゃ簡単にまとめると「フィリピン国内からセブに入ってくるな!セブにいる人はなるべく家から出るな!!」という内容です。

 

セブ市内ではまだ新型コロナウイルス感染者が確認されていない為、感染者を絶対に出さないぞ!という政府の覚悟が現れた内容となっています。

留学生に大打撃!セブ島の語学学校・2週間の授業停止

3月16日〜28日までの間、セブ島の語学学校で対面での授業を提供することが禁止になりました。

 

フィリピンの語学学校はTESDAからの承認がないと学校運営できないので語学学校にとってTESDAはかなり重要な機関です。しかし3月16日現在、一部の学校は授業を継続しており全学校が守っている訳ではなさそうです。

基本的にセブ島の語学学校は3月16日〜28日まで休校となりますが、休校期間が延長になる可能性も大いに考えられます。今後の受け入れや休校期間中の対応は各学校によって異なりますので、留学予定の人は学校やエージェントに確認した方がいいでしょう。

 

【悲報】夜のお店は強制的に1ヶ月間休業

セブ島 コロナ 閉鎖いつもなら、ネオンが眩しいマンゴーストリートも午後10時でご覧の通り、真っ暗です。

今回の決定により、クラブ・KTVなどの夜のお店が1ヶ月間休業を余儀なくされました。本当に休業するのか確認しに3月15日の午後10時頃にセブ島のナイトスポットで有名なマンゴーストリートに行ってみましたが、16日を待たずして既にお店は閉まっていました。

セブ歴1年以上の私がセブ島・マンゴーストリートの実態を暴露【セブ島・夜遊び】セブ島のマンゴーストリート事情についてセブ島歴1年以上の私が実体験を元に解説します。セブ島のマンゴーストリートに興味のある方・行ってみたいけど治安が心配だという方は是非とも参考にしてください。...

セブ集団検疫1日目(3月16日)

本日よりセブで集団検疫が開始されました。

会社からは定時で帰宅し、午後8時には家にいること・体調不良で病院に行く以外は外出しないことが通達されました。

セブ島 コロナ 閉鎖3月16日午後7時30分のマクドナルド。いつもは大勢の人で賑わっていますが、既に閉店作業を始めていました。

 
政府からのアナウンス通り、レストランやモールは営業時間を制限され午後8時までしか営業ができなくなっています。

いつもはたくさんの人が行き交い、渋滞が激しく、音楽が鳴り響いていたセブが嘘のように静まりかえっていたのが印象的でした。

セブ集団検疫2日目(3月17日)

セブが閉鎖されて2日目、セブ市ではLiquor Banが発表されました。

Liquor Banとはお酒の販売及び提供が禁止のこと。要は集団検疫中はお酒を飲むなということです。

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夜8時〜朝5時まで外出禁止に加えて、お酒を飲んではダメだなんて…。

嘘だと思い、僅かな希望を胸にスーパーに向かいましたが

セブ コロナ 閉鎖しっかりBANって書いてある。。。

無常にも希望は打ち砕かれ、しっかりお酒の購入が禁止となっていました。

加えて、私が通っているジム「Anytime Fitness」の営業が一時停止になり、午後8時以降は外出できない・お酒も買えない・ジムも行けないというトリプルパンチを喰らいました。

この状態が1ヶ月続くと考えると正直かなりキツいです。

濃厚接触を避ける為にエレベーターの位置を等間隔に

濃厚接触を避ける為、エレベーターの乗る位置が等間隔に指定されました。エレベーター1基にMAXで9名しか乗れません。正直、これしきの距離を離したところで何の意味があるのだろう?と思っています。

フィリピン人は意外とこのルールを守っており、既に9名乗っているエレベーターにゴリっと乗り込むと凄く迷惑そうな顔をされたのが、17日のハイライトです。

フィリピン金融市場が取引停止

フィリピン証券取引所は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、トレーダーや従業員の安全確保のため、取引を無期限で停止しました。外為市場と債券市場も取引停止となっています。

金融市場が全面的に休場となるのは、新型ウイルス対策としては世界で初めての事でドゥテルテ大統領の豪腕ぶりが遺憾なく発揮されています。

セブ島閉鎖3日目の様子はこちらから

【セブ現地からお届け】セブ島閉鎖情報3日目(3月18日)新型コロナウイルス感染拡大防止の為、セブ島で大規模な集団検疫が実施されて3日が経ちました。 集団検疫3日目(3/18)の主なトピックは...