グローバル化が叫ばれ続ける昨今、海外で働くことに興味がある方も多いと思います。
でも、海外で働くってなんかレベルが高そう…。特別なスキルが必要なのでは?と色々考えますよね。
今回、お話を聞いたのはフィリピン・セブ島でエンジニアとしてWeb開発&エンジニア教育に従事している池田さん。
池田さんも昔は海外で働くには特別なスキルが必要だと思っていたそう。
今回は「海外で働くのに必要な力とは?」「海外に向いている人はどんな人なのか?」についてお話を伺いました。
名前:池田 篤史(通称:池さん)
経歴:新卒でIT系の企業に入社し、ITヘルプデスク業務に従事。エンジニアになろうと決意し、働きながらオンラインのスクールで3ヶ月プログラミングを学習。その後、日本でWeb系エンジニアを経て、現在はフィリピン・セブ島でエンジニアとして活躍中。
趣味:トライアスロン、水泳、マラソン、旅行、海外TVドラマ鑑賞
海外で働くことはハードルが高いとずっと思っていた
だから、英語も日本でちょっと勉強してた。
海外で働ける人は凄いスキルがあって、英語もペラペラのスーパーエリートじゃないと厳しいだろうなぁって(笑)
不安じゃなかったです?
でも、今の会社の求人見つけた時に「このチャンス逃したら、もう次はないのかもなぁ」って感じたから応募したの。
昔は海外で働くことに対してハードルが高かったけど、今はもう高くないからね。
最初は文化・国民性の違いに戸惑った海外就職
ざっくり言うと「国民性」や「文化」の違いに戸惑ったよね。
ってなったら、普通ちょっと前にくるじゃん?
厳しい会社なら10分前集合とかありますし。
でも、フィリピンだとルーズな人が多いから普通に遅刻してくるの!
しかも、悪びれてない…。
そしたら「シャワー浴びてました」とか言われて(笑)
明らかに段取りが悪かったから「ちゃんと前もって準備しておきなさい」って言ったの。
そしたら、まさかの逆ギレされた…。
フィリピンは家族をすごく大事にするから、家族のイベントで休む人も多くてビックリしたし。
どうやって解決したんですか?
フィリピンの価値観も知らずに判断するのは良くないし。
そうやって色々アクションしてると日本との違いを経験できるから楽しいんだよね。
海外に向いている人は「違いを楽しめる人」
当たり前だけど、海外は日本と色んな事が違うから思い通りにいかないことだってたくさんある。
そういったシチュエーションでもポジティブに捉えて、楽しめる人は海外に向いてると思う。
日本の当たり前をどこでも求めちゃうような人は厳しいかもね。
日本は日本。海外は海外って切り分けてどうしたら解決できるか考えて行動しないと。
海外ならではのハプニングも…
そしたら、洗濯物がなくなったって言われて…。
って思ったけど、ただ待ってても仕方ないと思ったから一緒に探したの。
バックヤードまでガンガンに入って。
でも、そういったシチュエーションも怒るだけじゃなくて「なにこれ、ヤバい!」って思うとだんだん楽しくなってくる。
※洗濯物は無事ありました。
フィリピンでクリーニングを利用する時の注意点はこちら!
スキルより大事な行動力
飛び込んでみようとする姿勢がまず前提としてあってのスキルかなと。
海外だと知らないことの方が圧倒的に多いですもんね。
行動したら、結果はどうあれ色んな情報が分かってくるから、次に繋がる。
でも、フィリピンでいうと高い英語力が求められない求人だってあるから、やっぱり行動力が大切だよね。
知らない事にどんどんチャレンジしていける人は海外でも活躍できるからね!
いかがでしたでしょうか?
海外は知らないことだらけ。
そんな環境化ではスキルよりも「まずはやってみる」という行動力と違いを楽しめるポジティブな姿勢が何よりも大切!
実際に海外で働いている池さんの言葉はとても説得力がありました。
海外で働いてみたいけど、中々決断ができない人!
考えることも大事ですが「えいっ!」と踏み出す勇気も必要ですよ。