IT留学のデメリットについて知りたいです。
英語だけでなく、プログラミングやWeb制作系のスキルが学べるIT留学。キャリアチェンジや更なるスキルアップを目的にチャレンジしようと思っている人も多いと思います。
今回、そんなIT留学のデメリットについて、フィリピン・セブ島に未経験から6ヶ月IT留学した私が紹介します。
IT留学は費用が高い
どこの国でも共通していますが、IT留学は通常の英語留学と比べるとフツーに高いです。私がIT留学した時は授業料だけで約150万円でした。(当時、留学した学校は何故か見積もりが出なかったので、金額はざっくりになります。)
150万円に「往復航空券」と「現地での生活費」を加えるとトータルで200万円ぐらいIT留学で使いました。物価の安いフィリピンだったので、これぐらいで抑えることができましたが、アメリカなど物価の高い国だったら、もっと出費が増えていました。
IT留学は英語講師に加え、IT関係の講師の費用がかかるので高額になりがちです。他の国と比べて安いと言われているフィリピンのIT留学でも3ヶ月で60〜80万円程度の授業料は必須となります。
技術を習得するには時間が圧倒的に足りない
スキルの習得には1万時間必要と言われています。IT留学では半年間留学したとしてもせいぜい500時間です。土日や学校終わりに自主的に勉強したとしてもトータルで1,000時間ぐらいになると思います。そこまでしても1万時間の10%です。
IT留学を提供している学校のHPで「3ヶ月でフリーランスに!」などという文言をよく見かけますが、正直かなりの確率で無理ゲーです。プログラミングの技術を身につけるには圧倒的に時間が足りないです。もし、プログラミングなどの経験が全くない初心者だったらもっと厳しいです。
もちろん、中にはセンスのある人もいるので全員がそうとは言いませんがIT留学はあくまでもスタートラインに立てる為の準備と思っておいた方がいいです。
プログラミングの方に全力でコミットしたい人は国内のテックスクールに通う方がコスパいいです。
どちらも未経験の場合、死ぬほど中途半端になる
これは私の経験談でもあるのですが、せっかくIT留学してもどちらも中途半端に終わってしまう可能性があります。IT留学すると1日の時間割は英語の授業が3コマ・ITの授業が4コマという内容がオーソドックスなスタイルです。※1コマは50分です。
英語の授業は最初から最後まで約3時間全て英語で行われるので、英語に慣れてない初心者は間違いなく頭が爆発します。頭が爆発した状態で馴染みのないITの授業を約4時間受けても全く頭に入りません。さらに頭が木っ端みじんに爆ぜるだけです。
私の場合、英語も全く分からない&IT未経験だったので、めちゃくちゃ苦労しました。
言いたいことも全然言えん。
チンプンカンプンなんですけど…。
という具合に見事にどちらも全く分からず、最初の1週間が終わった時はガチで帰国しようと思ってました(笑)
英語も初心者レベル(TOEIC500点以下)ITに関しても未経験の状態でIT留学に行くと99%の確率で中途半端な留学になってしまいます。
IT留学をする人の中にはキャリアチェンジを考えている人もいると思いますが、英語もITも中途半端になってしまいキャリアチェンジに失敗する恐れもあります。そうならないようにせめてどちらかは日本で学習してから臨みましょう。
フィリピン・セブ島はたくさんの選択肢がある
とはいえ、IT留学では今まで自分が知らなかった新しい世界や人との出会いがたくさんあります。私がIT留学後、海外に移住できたように実際にやってみた結果、人生が変わることだってあります。
「IT留学にチャレンジしたい!」という人にはフィリピン・セブ島のIT留学をオススメします。セブにはプログラミング・Webデザイン・動画制作といった様々な種類のIT留学があり、選択肢がとても豊富なのであなたにピッタリの学校が見つかります。
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滞在費、食費などを0円でIT留学ができる学校もありますので、費用を抑えて留学したい人にはオススメです。