新卒でブラック企業に入社しましたが1年で退職しました。
今はフィリピンにあるセブ島で暮らしています。
先日、前職の後輩から会社を辞めたいのに辞められない…。という相談を受けました。Twitterでも会社を辞めたいのに辞められないと悩んでいる人は多いみたいです。
元々第二新卒で転職しようとしてたのに、会社が辞めさせてくれないから鬱になって2年経ってしまったやないか………普通の転職ってことか??キツ
— オールラウンドなファラド (@mozuqueri) November 4, 2019
思い返せば、自分もブラック企業で働いていた時は退職まで色々苦労しました。今回は自分がブラック企業をどのようにして辞めたのか振り返ってみたいと思います。
※泣く子も黙るブラック企業時代の話はこちらから
あなたに伝えたい事
上司からのめちゃくちゃ強引な引き止め
ブラック企業で働いていた時はノルマ・上司からのプレッシャーに終われ、土日もなく終電で帰る日々。精神的にも体力的にも限界になり辞めようと意を決して上司に報告へいきました。
自分の中では「そうか。ちょっと2人で話せるか?」的な返事を想定していましたが、実際の返事は…
自分の想像を圧倒的に超える回答にフリーズしました。
ここは泣く子も黙るブラック企業。辞めようとする社員を気遣う余裕さえないのだ。
自分の認識の甘さを反省しつつ(今思うとしなくていい)出直そうとデスクに戻ろうとすると、
後ろから上司の呼び止めです。
権利を主張する前に義務を果たせよ!
少しでも優しい言葉をかけてくるのでは?と期待した自分が恥ずかしいです。
これが噂の在職強要
当時から理不尽だなぁとは思っていましたが、会社を辞めたいのに辞めさせない行為を「在職強要」というそうです。
- 上司から「次の人が見つかるまで待ってほしい」と言われて退職できない
- 「辞めたら損害賠償請求する、違約金を請求する」と脅されて退職できない
- 会社に損害を与えるので、最終月の給与や退職金は払えないと言われた
- 退職時、有休を消化させてもらえない
- 会社に借金しているので、「返済するまで働け」と言われ退職できない
- 職場の備品を壊したので、賠償代わりに働くよう言われて退職できない
地獄の2択!我慢して働き続けるorフェードアウト
退職の意向を伝えても中々、受理してもらえない日々が続きました。退職届を受理して、部署の人数が減ると上司の責任になるので無理矢理減らさないようにしているようでした。
自分の場合はハードな対応でしたが、同僚によっては対応は様々である人は
もうすぐ絶対伸びるのに勿体無いぞ。
もうちょっとだけ一緒に頑張ってみよう!
と優しく懐柔されたりしていました。結果、我慢して働き続ける人orある日突然会社に来なくなる人のどちらかになっていました。
悩んだ末に直接、人事に駆け込んだ
上司は退職届を受理してくれない。
でも、もうこの会社では働きたくない。
色々考えた結果、人事部に辞めることを直接伝えに行きました。会社の退職ルールとして直属の上司から人事という流れになっていたのでいきなり人事部に行くのは前例のない行動でした。
しかし「なり振りかまってる場合じゃない!」と覚悟を決めて人事部へ駆け込みこれまでの経緯を話して退職手続きが進むように求めました。
人事にも退職の意思を伝えた事で退職の手続きが進み、無事に退職することが出来ました。
無理だと判断したら、我慢せずに辞めるべき
もし、頑張って転職した会社がブラック企業だったら…。
仕事を辞めて入社したばかりであれば、まだ忘れていないと思いますが仕事を辞めるのってすごい大変ですよね。
「また辞める労力を使わなければいけないのか・・・」
「また退職してしまったら職歴にキズがついて、転職しづらくなるのでは・・・」
と、いろいろ悩んでしまうと思います。続けるか、辞めるか?人それぞれ状況が異なるので、これが絶対的に正しいということはないと思っています。
しかし、自分の意見としては「我慢せずに辞めるべき」です。
理由はいやいや仕事していても時間が勿体無いからです。惰性で仕事をして失った時間はどんなにお金があっても、どんなに才能があっても取り戻せない貴重な資産です。
一人で辞めれないなら退職代行を使うのもあり
退職って色々面倒なことが多いですし、上司が怖くて言い出せない…。って人も多いと思います。
そんな方は退職代行サービスを使いましょう!
※退職代行とは
労働者が会社を退職したいと考えた場合に、労働者に代わって退職の処理を行ってくれるサービスです。2018年頃からサービスを行う業者が急増、テレビなどにも取り上げられ話題になっています。
ここ最近登場したサービスなので、市民権を得れておらず「非常識だ!」「退職にお金を払うなんて!」という批判もあります。きっと、あなたが退職代行を使おうとすると批判する人は必ずいます。
しかし、そういった声は完全無視でOKです。
退職代行は「退職する意思を代わりに伝える」というサービスを提供して対価をもらっているだけの話です。法律に違反しているわけではありません。
掃除代行や運転代行と仕組みは同じです。
時代が追いついてないだけの話なので、気兼ねなく利用して問題ありません。
「退職を受け入れてもらえない」
「上司が怖くて言い出せない」
という悩みがある方は退職代行に相談してみるのもありです。
下記の退職代行はいきなり申し込みではなく、無料相談から気軽に始められます。