こんにちはフィリピンで暮らしている みつい です。
Twitter内で過去に2度「手取り14万」というワードがトレンドに入り、世間を賑わせています。
最初は「勤続12年なのに手取りが14万円しかもらえない、日本終わってる」とツイートした女性。
こちらはホリエモンが「日本じゃなくて『お前』が終わってる」と痛烈に批判したことからさらにニュースになったのでご存知の方も多いはず。
2度目は都内の病院に勤務する看護師が感染症対策により激務となったにも関わらずボーナスなし・減給という扱いを病院から受けたことによりトレンド入り。
この件に関してツイートしたらそこそこ「いいね」がつきました。
日本で手取り14万で辛い思いしながら生きるなら、違う国で暮らした方が精神的にもいいなと思う。
— みつい🇵🇭@セブ島 (@bz2010magic) July 16, 2020
例えば、フィリピンなら同じ手取り14万でもかなり快適に生活できますからね
この看護師さんの場合は患者さんの為に自分の身を危険にさらして昼夜問わず働いてくれているので、むしろ特別手当をあげてほしいですね。
「手取り14万」に関する一連のツイートをみて、カツカツの生活をしながらしんどい思いをして日本で消耗するぐらいなら、違う国で暮らした方が楽に生きれるのにな〜と思います。
日本は同調圧力がとても強い国
海外で住むようになって思いますが、日本は「みんな一緒でなくてはならない」といういわゆる同調圧力がとても強いです。
・大学を卒業したら就職しなくてはいけない
・働かなくてはいけない(無職=悪)
・30ぐらいで結婚しなくてはいけない
書き出したらキリがありません…。
日本がこうなった原因の1つに高度経済成長期に作られらた
「いい大学を卒業→いい会社に入る→30歳で子供が生まれて、マイホームを購入→定年まで務める」
というレールの呪縛から抜け出せていないからでしょう。
あの時代は給料も毎年上がるし、55歳で定年退職(昭和初期は55歳で定年)その後は年金で第二の人生を謳歌することができる、日本は圧倒的な勝ち組でした。
しかし、時代は変わり日本が世界の中心ではなくなりました。
なのに良かった時の価値観から抜け出せずに苦しんでいます。
俺が苦しいんだから、お前も苦しめ
よく有名人のSNSが「不謹慎だ!」と叩かれることがありますが、叩かれている人全員が不謹慎な行動をしているわけではありません。
「自分はこんなに苦しい思いをしているのに、なんでこの人は楽しそうなんだ」というある種の嫉妬が原因の1つだと思っています。
14万あればフィリピンで快適な生活が送れます
私はフィリピン・セブ島の会社で働いて手取りは14万円です。
家賃は4万円でジム&屋上にバーがあり、掃除と洗濯もやってくれます。家賃に加えてネット代や電気・水道代を払っても合計5万円で収まります。
フィリピンは日本に比べて物価が約1/3なので、残り9万円でも十分生活できます。(例)タクシー初乗りが80円、マクドナルドのセットメニューが400円以下
日本クオリティのラーメン屋や天ぷら屋、CoCo壱だってあります。
セブ島は1年中暖かくリゾート地としても有名なので、週末はビーチに出かけたり、ダイビングを楽しむことだってできます。
どうですか?
同じ14万円でも全然違うと思いませんか?
環境を変えるだけでこんなにも快適に生活できるのです。
逃げることは勝つための手段
嫌なことから逃げるのは良くないことだと学校や家で教えてもらいましたが、私は逃げてもまったく問題ないと思っています。
私もブラック企業から逃げた経験があるのですが、逃げることが悪いこと・勇気のいることのように思えて、なかなか踏み出せない気持ちになります。
しかし、長期の目線で見れば取るに足らない心配です。
最終的にあなたがハッピーに暮らせれば勝ちなので、逃げることを恐れずに「これは勝つための手段」だと思って全力で逃げましょう。
仕事に疲れてフィリピン留学した人が英語+自分のスキルを生かしてビジネスを立ち上げたり、現地で働いたりして幸せに暮らしている例はたくさんあります。
理不尽な環境に無理に耐えて大切な人生を消耗するくらいなら、いっそ遠くに逃げて再起をはかりましょう。