分からない事を質問した時に「すぐ人から答えを貰うな」「自分でよく考えろ!」なんて言われた経験はありませんか?
私もこんな感じでめちゃくちゃ言われてきました。
当時は
と思っていましたが、月日が経ちすぐ答えを求めると成長の速度が遅くなると思っています。
知識が積み上がっていかない
答えだけをすぐに貰ってしまうとそこで全てが完結して新たな気づきが生まれません。
自分で考えると仮説→検証→結果→また仮説のサイクルで物事を考えることができます。
そして、その中で「あ、こーゆう場合はこうなんだ」という新しい気づきが生まれます。
時に自分で答えを探していると「あーでもない、こーでもない」といろんなことを調べます。
一見すると答えにたどり着くまでにめちゃくちゃ時間がかかるので遠回りのように感じます。
しかし、この試行錯誤こそが問題を解決する力をつけてくれます。
「前にこの場合はこうだったから、今回はこーしたらいいんだ」
的なことがわかります。
こうした気づきはあなたの知識となります。
情報弱者になってしまう
って感じだと、情報を右から左に流しているだけなので「考える力」が身に付きません。
考える力がない=なんで?と考えられる力です。
この力が養われないと、テレビなどのマスメディアの宣伝をそのまま鵜呑みにしてしまいます。
例えば
・トマトを毎日食べると痩せる
・水素水で30歳若返りました
・就職したら医療保険に加入しよう
こんな宣伝にホイホイ乗ってしまうようになります。
ネットで調べるとそれが事実か?そうでないか?はすぐに分かる時代です。
情報弱者となって餌食にならない為にも普段から「なんで?」と考えるクセをつけましょう。
欲しい答えが手に入らない
「どういうことが分からないのか?」しっかり自分の中で言語化できてないと漠然とした質問を相手にすることになります。
漠然とした質問には相手もどう返したらいいのか分からないので、漠然とした答えしか返ってきません。
しっかり問題点が言語化された質問と漠然とした質問では得られる情報の質がケタ違いです。
言語化する作業はめんどくさいですが、長い目で見るとこちらの方が成長できます。
他人の貴重な時間を奪ってしまう
ここは普段あまり意識していない点かも知れませんが、時間は平等で限りがあります。
金持ちだって貧乏人だって1日は24時間です。
ビル・ゲイツだけ30時間あるなんてことはないです。
孫正義だけ永遠に生きられるなんてことはないです。
人はいつか死にますし、1日は24時間です。
質問するということはその人の時間を貰うことです。
この間も聞いたことやちょっと調べれば分かることをすぐに質問するのは良くありません。
他人の時間をイタズラに奪うのは罪です。
それにすぐ答えを貰うと忘れやすくなるという一面もあります。
自分で悩んで考えたことなら、脳みそをたくさん稼働させるので記憶の定着率がUPします。
分からないこと、何かで詰まった時は正直苦しいです。
しかし、そこで逃げたらなんの力にもなりません。
未来の自分の為にも、まずは自分のアタマで考えてみましょう!