321の戯言

なぜ中華街はいろんな場所にあるのか?

こんにちは321(@bz2010magic) です。

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中華街ってなんでいろんな場所にあるんだろう?

中華街に行かれたことがある方はご存知かと思いますが、

日本に居ながら異国の雰囲気と美味しい中華料理を味わうことができるいい場所です!

しかし、なんであんなにあるのだろう?

中華好きの町内会長が作ったのか? シンプルに観光目的で作られたのか?

気になったので調べてみました。

中華街とは?

華僑によって形成された街のこと。

横浜中華街、神戸南京町、長崎新地中華街が日本にある三大中華街。海外ではチャイナタウンと呼ばれ、東南アジア・アメリカ・ヨーロッパなどの世界各地に存在する。

※華僑とは中華系のルーツを持ち、中国由来の文化や事業を受け継いでいる人々、外国に移住している中国人(王貞治さん、安藤百福さんなどが日本では有名)

なぜできたのか?

長崎以外は鎖国をしていた江戸時代。特に開国する気がなかった日本ですが、ペリーの圧倒的戦力に押され、開国に踏み切りました。

しかし、準備不足のまま開国したのでいきなり来るようになった欧米人とどのように接しれば良いのか分かりませんでした。

ここで活躍することになったのが、欧米人たちと一緒に日本にやって来た華僑

いち早く西洋文化に接している+日本と同じ漢字圏の彼らは筆談によって、欧米人と日本人の通訳をしていました。加えて、日本の人々が不慣れだった為替や貿易の仕組みも理解していました。(すげーな)

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異国の人

チョウショクハパンガタベタイデス

日本人

何言うてるか全然わからん!

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華僑

お困りのようですね。

日本人

はっ!あなた様は!!

こうして、横浜と神戸、長崎では、欧米人たちと共に華僑たちも居住するようになったそうです。かつての欧米人たちの居留地に隣接する形で中華街があるのは、こうした背景によるものです。

華僑はマイノリティながら、同郷者で形成されるコミュニティーと、これをもとにした同業者の集団を作り上げるので、世界中にチャイナタウンがあるのも納得です!

場合によっては現地の経済や政治にまで影響力を持つようになり、華僑の血を引いた大統領なども誕生しています。

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日本の近代化の背景には華僑の助けがあり、中華街はその証拠である。

なるほどね!