フィリピン留学

【事実】英語が話せても、海外の人と仲良くなれるわけじゃない。

 

英語が話せたら、海外の人と仲良くなれるのでは?と考える人は多いと思います。実は私も英語話せたら、海外の人と仲良くなれる!と思っていた1人でした。

 

そして実際にフィリピンに留学して、その後フィリピンのセブ島で暮らしています。

 

その過程で分かったことは「英語が話せるからといって、海外の人と仲良くなれるわけじゃない」ということです。

 

言語より大事な非言語コミュニケーション能力

英語が話せたら、海外の人と仲良くなれるのにな〜。

それだけじゃ無理だよ。

なんでよ?

英語は世界の共通言語だよ!

確かにそう。話せないよりは話せた方がいいに決まってる。

ほら!!(何いってんだコイツ)

仲良くなったりするには、非言語コミュニケーション能力が大事だよ。

非言語コミュニケーションとは?

非言語コミュニケーションは、会話や文字以外のコミュニケーションのことです。例えば、ボディ・ランゲージは身体部位の動作で相手に伝える方法です。また服装や身だしなみも非言語コミュニケーションに含まれます。

他者と生活する上で、表情や顔色、声のトーン、話す速度、ジェスチャー、視線などは、言葉以上に大きな役割を果たします。

 

例えば、腕組み
腕組みも非言語コミュニケーションの1つで、想定される意味としては「警戒している」「身構えている」「集中している」などです。

 

非言語コミュニケーションは分かったけど、なんでそんなに重要なの?

話した方が影響力強いでしょ?

実は言語メッセージよりも非言語コミュニケーションによるメッセージのほうが、影響力が強いんだよね。

メラビアンの法則って知ってる?

 

メラビアンの法則とは

人はコミュニケーションを取るときには、受け取る情報を100とすると、相手から発せられる言語の内容である「言語情報」から7%声のトーンや口調、大きさ、話す速さなどの聴覚情報」から38%、そして相手のジェスチャーや視線、表情といった「視覚情報」から55%の情報を受けています

 

へ〜。そうなんだ。

でも、これってホントなの?

文化の違う外国人だと違うんじゃない?

実は面白い実験データがあるんだよね。

 

【実話】非言語コミュニケーションは国境を超える

表情は万国共通

エクマンが行なった実験によるとアメリカ、ブラジル、チリ、アルゼンチン、日本の5カ国の人々に、情動判断の実験を行った結果、多少の違いはあったものの、表情から正しく情動を判断できることが分かりました。

※情動とは、 怒り・恐れ・喜び・悲しみなど比較的急速に引き起こされた一時的で急激な感情の動きのこと。 

 

  アメリカ ブラジル チリ アルゼンチン 日本
喜び 97% 95% 95% 98% 100%
嫌悪 92% 97% 92% 92% 90%
怒り 67% 90% 94% 90% 90%

 

表情は、人種や国籍に関係なく情動を正しく判断する非言語コミュニケーションチャネルとして、非常に役立ちます。

 

非言語コミュニケーションにおいて目線と笑顔はマスト!

非言語コミュニケーションの重要性は分かったけど、具体的にどんなことをしたらいいの?

笑顔と目線は意識した方がいいね。

他人と目が合ったら逸らさない。

フィリピンは知らない人でも道で目が合うと結構な確率で微笑んでくれるから、こちらもニコッと微笑むようにしよう。

あと、笑顔でいる事はめちゃくちゃ大切!

自分はこれを擬似ワクワクって呼んでます。

何それ?

「擬似ワクワク」でとにかく楽しそうな雰囲気を醸し出す

簡単にいうと口角あげてニコニコすること。

ずーっと100%の笑顔だとシンプルに気持ち悪い奴になるから、程良くニコニコしておくことがポイント。

何の効果が?

口角をあげることで、めっちゃ楽しそうな雰囲気が出るから「話しかけやすいイメージ」を周りの人に与えることができるんだ。

話しかけにくい人って仏頂顔の人が多いでしょ?

確かに。

仏頂顔の人は気難しそうなイメージがある。

でしょ!

だから、ニコニコしていた方が楽しそうな雰囲気が出るから周りに人が集まりやすいんだよね。

英語で満足にコミュニケーションができない人でも、非言語コミュニケーションが上手な人は海外の人とめっちゃ仲良くなれるからね!

非言語コミュニケーションで円滑なコミュニケーションを

 

非言語コミュニケーションは、普段あまり意識していない分、少し意識するだけでコミュニケーションが円滑になります。

留学、海外で働くことを検討している人は英語だけでなく、非言語コミュニケーションも意識してみてはいかがでしょうか?